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おすすめの手織り本、手織りを学ぶための教科書(日本語・洋書)

手織りの教科書や織り図が欲しいという方に、おすすめの本をご紹介します。

目次

手織りを学ぶためのおすすめ本(基本、初級編)

手織り大全


手織り大全: 織機の分類から織り図の見方・技法まですべてがわかる

こちらは、手織りを始める方が必ず目にする本と言ってもいい、箕輪先生の有名な本です。

「咲きおり」や、「オリヴィエ」などのリジッドへドルで織れる、比較的簡単な作品を中心に紹介しています。

平織で織れる簡単なスカーフから、タペストリーやカード織りなど、一通りのものが織れるように幅広く解説されています。

4枚ソウコウでないと織れない作品もありますが、手でピックアップして作れるように解説されています。

織りの基本を学ぶために、初心者には必須の本です。

はじめての手織りレッスン:卓上織機の基本や糸の種類、織り方をわかりやすく解説

はじめての手織りレッスン:卓上織機の基本や糸の種類、織り方をわかりやすく解説 Kindle版

同じく箕輪先生の本。リジッドヘドル機や咲きおりで作れる作品が紹介されています。

様々な技法が解説されているので、ここにある作品の作り方を一通り理解できるようになれば、かなりステップアップになるでしょう。

咲きおりで二重織りする方法なども解説されています。

手織りを楽しむ まきものデザイン200

手織りを楽しむ まきものデザイン200

手織りといえばまずはマフラーなどの巻物ですが、この本には200種類ものデザインが紹介されています。さまざまな素材を組み合わせて作られているので、アイデアを得るには持ってこい。

1作品1ページ以下でさらっと説明されていますので、ある程度織れる方向け。すでに織り方の基礎を理解していて、アイデアや織り図を参考にしたい場合に役立ちます。

たのしい手織り 好きな糸で織る まきものと雑貨

たのしい手織り 好きな糸で織る まきものと雑貨

こちらは若い人向けのおしゃれな手織りの本です。

87ページなので、技術的にはそれほど詳しく載っているわけではありませんが、素敵な作品のヒントがたくさん詰まっています。

作風や色合いもセンスが良くてカッコいい、「作ってみたい」と思わせる作品がいっぱい。インスピレーションを得られる本。

手織りのタータンチェック

手織りのタータンチェック 明石 恵子

東京で「手織り工房タリフ」を主宰されている、明石恵子先生の本です。

「タータンチェックは単純で地味」と思っていた自分も、タータンチェックの奥深さに感銘を受けました。

現地の美しい風景と共に、スコットランドの伝統的な生地や柄を見ることができます。

タータンチェックの種類や、糸の張り方・織り方などが、たくさんの写真で詳しく紹介。

「リジッドへドル機で平織する場合」と、「4枚ソウコウ機で織る場合」の両方について説明されているため、初級者でも楽しめる内容になっています。

タータンチェックはある意味「織りの基本」とも言える柄なので、織りの上達のために持っておきたい一冊です。

手織りを学ぶためのおすすめ本(中上級編)

手織りの教科書

手織りの教科書 単行本(ソフトカバー)

彦根愛先生の最新本です(今のところKindle未発売)。

彦根先生の本はたくさん出版されていますが、中にはすでに手に入らなくなってしまったものもあるため、内容が一新されてこちらに凝縮されたような形でしょう。

基本的なマフラーから、着物や帯の織り方まで、非常に幅広く解説されています。

先ほどの『手織り大全』は、リジッドヘドル機や咲きおりで織れる作品が中心でしたが、こちらは多ソウコウの織り機向けの作品も多く、よりステップアップした内容になっています。

手織りの組織図辞典

手織りの組織図事典 単行本(ソフトカバー)

同じく、彦根愛先生の本です。前出の『手織りの教科書』よりもさらに上級向けの内容になり、様々な織り組織の種類を学ぶことができます。

「事典」の名のごとく、百科事典のように幅広く深い内容が網羅されています。

日本語の本では組織図がたくさん載っているものはあまりありませんので、大変ありがたい和書になります。

ポーランド ヤノフ村の絵織物

ポーランド ヤノフ村の絵織物: 二重織りの技法と伝統文化が生まれた小さな村を訪ねて

この本に出会ったときは、「村の伝統的な作品を紹介しているだけだろう」と思っていたのですが、実は作品を織るための二重織りの技法についても紹介されていました。

作品を鑑賞するだけでなく、二重織りの手織りの技法について知りたい方におすすめの本です。

これらの複雑な絵織物は、すべて4枚ソウコウという比較的シンプルな織り機で織ることができます。

手織りを学ぶためのおすすめ本(洋書)

the weaver’s idea book

The Weaver’s Idea Book: Creative Cloth on a Rigid Heddle Loom (English Edition) Kindle版

リジッドヘドル機を対象とした、広く知られている本です。Kindle版は778円以下で入手可能(変動あり)。

画像も豊富に使われているので、英語が読めなくてもかなり楽しめる1冊。様々な作品のサンプルや織り方が載っているので、文字通り「アイデアブック」としてご活用ください。

Handweaver’s Pattern Book

Handweaver’s Pattern Book: The essential illustrated guide to over 600 fabric weaves

4枚ソウコウの織り機で織れるパターンを600種類も掲載しています(Kindleはなし)。

大変有名な本なので、海外で織りをやっている方であれば皆持っているかも。

織り図だけでなく、実際に織った物の写真も載っているので、出来上がりのイメージがつかめます。

図面や写真を見るだけで理解できるので、日本人には大変ありがたい一冊。

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