Amazon や楽天で、輪編み機 (筒編み機) が比較的安価で売られていますね。
一見すると子供のおもちゃのように見えますが、実際どうなんでしょう?
ちゃんと編めるの?すぐに壊れたりしない?
輪編み機を実際に使ってみた感想と、目飛びしない編み方をご説明します。
本当に編めるの?耐久性について
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Amazon や楽天で、輪編み機 (筒編み機) が比較的安価で売られています。
サイトのレビューなどを見てみると、中には「一度で壊れてしまったとか」「目飛びして使い物にならない」などの書き込みも見られます。ちゃんと使えるのか心配ですよね。
結論としては、
無理な力をかけなければ、ちゃんと使えます。
ただし、無理な力を加えるとフックが折れるので注意!
絶対に無理な力を加えないでください!
安価なおもちゃのような輪編み機の場合、部品はすべてプラスチックでできていますので、無理な力を掛けると部品がバキッと折れて、壊れてしまうことがあります。そのため、あまり無理な力を掛けないように心がけましょう。
どうしても糸が絡んで進まなくなってしまった場合、力ずくでハンドルを回そうとせず、何度か試して進まないようなら、あきらめてほどいて編みなおすくらいの気持ちでトライしてみましょう。
特に、最初の編み出しの一回転目はややハンドルを回しにくいです。くれぐれも無理な力を掛けないようにご注意ください。
ちなみに、同じ輪編み機でドイツ製のAddiというメーカーのものがあります。そちらの編み機には内側の部品に一部金属が使われているので、安価なおもちゃのものよりは耐久性があり、壊れにくいです。
編み目をカウントしてくれるデジタルカウンターもついているので編み目の計算に便利。頑丈で使い勝手のよい輪編み機をお探しの方にはおすすめです。
どんな編み方ができるの?
「筒編み」と「平編み」ができます。
輪編み機なので、筒状で編めるのはもちろん、スイッチで切り替えると平編みもできます。
平編みに設定した状態で、グルグル回そうとしないでください!壊れます!
何目編めるの?何号で編めるの?
何目編めるの?
現在販売されている輪編み機には、おもちゃのもの、Addiなどの高価なものも含め、以下のような目数があります。
- 18目
- 22目
- 40目
- 46目
- 48目
18目はかなり細くてリストウォーマーなどを作るのは無理そうです。細い紐のようなものを編んで、何本か組み合わせて作品を作りましょう。
リストウォーマーや靴下を編むのは22目、ネックウォーマーや帽子を編むには40目または48目を使います。
何号で編めるの?
輪編み機は、機械編みと違って目の号数を変えることはできません。細い糸を使っても太い糸を使っても、同じ目のサイズで編むことになります。
では、編み針でいうと何号ぐらいなのでしょうか?ズバリ、
10号です!
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どんな糸を使ったらいいの?
説明書で推奨されている素材はアクリル毛糸です。でも、やはりウールの毛糸も使いたいですよね!
ウールの毛糸でももちろん編むことができます。
ただし、ウールはアクリルよりも繊維が長く、糸が絡みやすいので、ウールを選ぶ場合はなるべく「毛羽立ちの少ない毛糸」を選びましょう。モヘアやネップが入っている毛糸は避けたほうが無難です。
仕上がりは10号針を使った目のサイズになりますが、あまり太すぎる糸を使用するとハンドルが回りにくく、機械が壊れる原因になりますので、7-8号針用の毛糸を使うようにしましょう。
太すぎる糸ですと編地もきつくなり、仕上がりが固くなります。並太程度の太さの毛糸がおすすめです。
機械を壊さないで編むために
ゆっくりハンドルを回しながら、一目おきに手で糸をかけていきます。
糸を掛け終わったら、ゆっくりとハンドルを回転させます。
最初の一回転目は少しハンドルが固いので、無理な力をかけず、ゆっくり慎重に回してください。
二回転目以降はスムーズに編めるようになります。
目飛びしない編み方
機械編みをご存じですか?
機械編みでは、編地が浮き上がらないように、おもりを編地にひっかけながら編んでいきます。
編地を下に下げることによって、編み目が十分に開いて次の糸を通しやすくなります。
逆に編地が浮き上がると、糸を割ってしまったり、目が針から落ちてしまったりします。
これは輪編み機でも同じこと。編地が浮き上がってしまっていると、次の目を上手く編めません。
そのため、目飛びしないように上手く編むには、編地を軽く下に引っ張りながら、ゆっくり編むとスムーズに編めます。
ぜひ試してみてくださいね。
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