こんにちは!編み機を6台所有している、編み機オタクのMizkiです。
今まで、様々なタイプの編み機を所有してきましたので、Sentroについても詳しく話すことができます!
この記事では、輪編み機Sentroのメリット、デメリットについて詳しく解説!
「Sentro」などの輪編み機と、「あみむめも」などの平編み機の比較についても説明します。
最後は、輪編み機Sentroを使ってみた正直な感想なども、編み機オタクの観点からお伝えします。
最後まで読んでね!
輪編み機 Sentro、Addiのメリット!
まずは、輪編み機 SentroやAddiにご興味のある皆さんに、輪編み機のメリットを先にお伝えします。
輪編み機Sentroのメリットは、何と言っても、
継ぎ目のない、輪の作品が作れる!
ということですよね。
普通の平編み機ですとフラットな作品しか編めないので、輪にするには端を閉じなければならず、どうしても継ぎ目が入っていしまいます。
その点、輪編み機Sentroでは、全く継ぎ目のない輪ができる点がいいですよね。
他にも「価格が安い!」とか「編み物の知識不要!」などの点もメリットとして挙げられるでしょう。
基本的にはハンドルを回すだけですから、手軽に編めますよね。
まあ、ちょっとコツが要りますけどね。
実は、輪編み機で「平編み」もできるんですが、この辺は普通の平編み機より機能が劣るので、特にメリットにはカウントしません。
輪編み機 Sentro、Addiのデメリット!
次は、輪編み機のデメリットについてお話しますね。実はたくさんあります・・・・。例えば、
目の「サイズ」と「数」が変えられない。
という大きなデメリットがあります。
輪編み機は、針のサイズが10号ですから、その号数でしか編めないということ、つまり同じ太さの糸でしか編めないということです。
また、目数も変えられません。
編み機の目数が決まっているので、40目のマシンなら40目のみ、22目のマシンなら22目のみしか編めず、同じサイズのものを作るしかありません。
減らし目も、増やし目もできない、ということです。
つまり、ただまっすぐな筒を延々と編むだけ、なんです!
ぶっちゃけ言ってしまえば、応用範囲がかなり狭い、です。
輪編み機(Sentro、Addi)と平編み機(あみむめも)の比較
じゃあ、同じ編み機でも、輪編み機(SentroやAddi)と平編み機(あみむめも)ではどう違うんでしょう?
この二つの「メリット」「デメリット」をまとめてみました。
輪編み機 Sentro、Addiは…
- 継ぎ目のない輪ができる
- 価格が安い
- 編み物の知識不要
- 目のサイズが変えられない
- 目数が変えられない
- 応用が利かない
平編み機(あみむめも)は…
- 目のサイズが変えられる(細~太糸まで自由自在)
- 目数が変えられる(作品のサイズ自由自在)
- 模様もできる(2色使いの模様編みなども可能)
- 輪にすると継ぎ目ができる
- 価格が高い
- 編み物の知識が多少必要
という感じです。違いは歴然ですね。
次は、輪編み機Sentroについての、私のぶっちゃけた感想を申し上げます。
輪編み機Sentroについて、正直な感想
輪編み機に興味を持ってこの記事を読んでくださった皆さんには申し訳ないのですが、正直な感想を述べますと・・・
輪編み機はすぐ飽きます!
理由は、「同じ太さの糸しか編めない」だったり、「同じ形しか作れない」だったり。
40目のマシンなら40目の作品しかできないし、22目のマシンなら22目の作品しか作れない。減らし目や増やし目もできません!
全く応用が利かないんです。
同じサイズの筒状の作品を量産するだけです。
同じ作品を、そんなに多く作りますか?
2,3作品で飽きてしまうと思います。
実際、自分も「どうよ?」と思って買ってみたのですが、使いづらくてすぐに売ってしまいました。
はっきり言って、家に置いててもかさばるだけ。
皆さんがなぜ「輪編み機」に興味を持ったか、という理由にもよりますが、私個人としては、輪編み機Sentroよりも別の物をお勧めします。
【代替案】「輪編み」にこだわるなら「輪針」の方が全然応用が利く
あくまでも、継ぎ目のない「輪」にこだわるなら、手編みの「輪針」を100倍おすすめいたします。
輪編み機Sentroを買うかわりに、輪針が5サイズぐらい変えますので、これがあれば、糸の太さも作品のサイズも自由に変え放題!
まっすぐ編むだけで、リストウォーマー、ネックウォーマー、腹巻、靴下まで、なんでも作れますよ!
もちろんまっすぐも編めるので、セーターも編めます。輪編み機より、よっぽど融通が利きます。
しかも場所も取らない!
【代替案】編み機自体に興味があるなら「あみむめも」
ハンドルを動かすだけで、作品が編めるのが面白い!
という点でSentroに興味を持った方には、輪編み機よりも、平編み機の「あみむめも」の方を100倍おすすめいたします。
値段を比べてみて!
筒編みはできませんが、「すぐに飽きてしまうオモチャ」としてのSentroと、「実用的で一生使える」あみむめもでは、雲泥の差だからです。
やや高めではありますが、あみむめもなら一生モノ。
私は「輪編み機」「あみむめも」「鉄製のパンチカード編み機」まであらゆるものを試している「編み機オタク」です。
鉄製のパンチカード編み機は15キロ以上あり、「年を取ったら無理だろ」と思っていますが、プラスチックの編み機の「あみむめも(いとぼうちえ)」なら、おばあちゃんになっても楽しめると確信しています。
消耗品を変えたり、曲がった針を変えたりすれば、ずっと使えるでしょう。
だから、ちょっと高いけど、輪編み機なんか買うよりも、その分お金を少し貯めて、時間がかかってもあみむめもを買った方が、長い目で見れば良いと思います。
確かに2つを比べると「あみむめも」は高いですが、全てプラスチック製のチープなSentroに比べると、あみむめもは重要なパーツ部分は鉄製で作られていますし、おもりや糸取り棒、針出し板、タッピ、DVDなど、比べ物にならないくらい充実した付属品もついています
「あみむめも」は断然本格的だよ。
私の場合、輪編み機Sentroは、結局すぐにメルカリ行きでしたけど(笑)、あみむめもは何十年も持ち続けています。
どうぞご参考に!
プラスチック編み機「あみむめも(いとぼうちえ)」については、さらに詳しい記事も書いていますので、よろしければご覧ください。
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