「あみむめも」と「いとぼうちえ」の違いは？プラスチック編み機の比較

プラスチック編み機が欲しいけど、「あみむめも」と「いとぼうちえ」のどちらを買ったらいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、編み機6台を所有している「編み機オタク」の私が、「あみむめも」と「いとぼうちえ」の違いを徹底的に解説します。

小物向けの「あみむめも」、セーターも余裕の「いとぼうちえ」

細かな違いは後から説明するとして、

イチ推しは圧倒的に「いとぼうちえ」です！（理由は後述）

セーターなどの本格的な作品を作りたいなら絶対「いとぼうちえ」！

セーターなどを作ると、あみむめもでは針数が足りなくなりますが、いとぼうちえなら150針ありますので十分対応できます。

ただし、ちょっとかじるだけでいいという方は、「あみむめも」でもOK。

マフラーなどの小物だけでいいという方は「あみむめも」でも十分です。

しかし、この２つは実売価格を見ると価格差が２、３倍もあるんですよ。

なので、「ちょっとかじるだけ」という方に２、３倍もするものをオススメするのはどうかと思いまして…。

そこで、小物などを作って遊んでみたい方には「あみむめも」

本格的な服作りをしたい方には「いとぼうちえ」をお勧めします。

＼あみむめも／

＼いとぼうちえ／

あみむめも と いとぼうちえ、主な違いは？

初級レベルでは「使用感」の差はない

以前、「あみむめも」を使っているYouTuberさんの動画を拝見したのですが、その方は次のようにおっしゃっていました。

この感想は、ある意味正しいです。

マフラーや靴下などの小物を、単色で編んでいる限りは、全くと言っていいほど違いを感じません。

そして、ほとんどの方が、この段階までで終わるので、その結果「何の不自由もない」となるわけです。

むしろ、違いが出るのはその先です。

それでは、どこで違いが出るのでしょう？

「あみむめも」と「いとぼうちえ」の、スペック上の大きな違いは次の２点です。

違い① 針の数

「あみむめも」と「いとぼうちえ」の針の数の違いは、次のとおり。

違い② 糸取り棒

「あみむめも」と「いとぼうちえ」の糸取り棒の違いは、次の通りです。

これって、実際に編むときに何か違いがあるのでしょうか？

違い① 針の数：100針と150針、何が編める？編めない？

さきほど、「いとぼうちぇの方が大きい作品が編める」と申し上げましたが、厳密には「目数の多い作品が編める」ということになります。

つまり、「あみむめも」では、セーターなどの大物は、編めたり編めなかったり…。

太い糸を使ったざっくりした作品なら編めますが、繊細な作品は編めません。

なので、あみむめもでは小物が中心になります。

一方、「いとぼうちぇ」は、150針ありますので、細い糸を使ったセーターにも余裕で対応できます。

つまり、本格的な凝った作品も作れるということです。

違い② 糸取り棒：2色を使うとその差は歴然

あみむめもといとぼうちえの糸取り棒には、実は大きな違いがあります。

あみむめもは簡易のもの、いとぼうちぇには２本立てられるものがついています。

「いとぼうちえ」は糸が２本立てられるからといって、2色を同時に使える訳ではありませんので勘違いしないでくださいね。

結局は糸を一本ずつ編み機にセットすることになります。

と思うかもしれませんが、そんなことはありません！

「あみむめも」と「いとぼうちえ」では、2色の糸を使ったときの違いは歴然！

糸替えのしやすさや、編みやすさ、糸の絡みのなさ、などは「いとぼうちえ」の方が断然上です！

なので、「２色で模様編みをしたい方」には「いとぼうちえ」をお勧めするわけです。

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結論：予算に余裕があれば絶対いとぼうちえ！

「あみむめも」を買った方が、「針数が足りなくてセーターが編めない」と困っているのを何度か見聞きしたことがあります。

すると、「結局はプラスチック編み機っておもちゃなのね･･･」「ちゃんとしたものが編めないのね」と失望してしまうこともあるらしいです。

ですから、プラスチック編み機を長く使っていきたいという方は、できれば「いとぼうちえ」を買ってみてください。

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